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シラーズ。深夜特急を思い出す。 - テヘラン〜シラーズ -

2012年10月18日 20:32

                                14:47,10/18、バクー、アゼルバイジャン

10/8、シラーズ、イラン

テヘランからのバスに乗り、バスドライバーにシラーズシラーズと起こされた。時計を見るとまだ6時。
シラーズまでは12時間かかるはずなのにおかしいなと思いながら外に出て見るとどうやらバスの乗り換えらしい。

ここはまだイスファハン。
バスを乗り換え更に6時間バスに乗り、午後1時頃、長旅を終えシラーズのKarandishバスターミナルに到着。

地図を見ると街自体はそんなに大きく無く、歩こうと思えば歩けそうだった。
到着後、何か食べようと思いバスターミナルを、うろついて見た。
コーラを買ってベンチに腰掛けていると2人の若者が隣に座り、わしの腕時計を指差し何やら言っている。
またか、と思い少しして席を離れた。イランに入ってから既に数回、腕時計を見せてくれだの交換してくれだの言われていたので今日以降は時計を外すことにした。

それに彼らは何やら怪しい物体の入ったジップロックを持っていた。多分マリファナか何かだと思う。
隣はアフガニスタン、ドラックも簡単に手に入るはず。

取り敢えずロンプラに乗っている一番安いホテルにタクシーで行って見ることにした。
ターミナルを出て少し歩く。道脇に車を止めていたおじさんに道を聞いて見るとそこまで送ってくれると言ってくれたのでお言葉に甘え乗せてってもらうとホテルの近くの通りに到着。そこから歩いてホテルまではすぐだった。


本日のホテル : Niayesh boutique hotel 
ドミトリーが一泊250000リアル、今日は1$のレートが30000リアルだったのでそれで換算すると約八ドル、
640円。朝食付き、遅いけどwifiもある。ホテルはレセプションもあり夜はガードマンもいるのでセキュリティは問題なし。場所が少しわかりにくいが近くに行くと看板が沢山ある。中庭がレストランとなっていて食事も安くボリュームもあるのでかなりいい。タオルもある。レセプションではタクシーなどのツアーもある。ペルせポリスのツアーは15$、朝の八時出発で昼過ぎに戻って来る。チェックアウトは2時。

ドミトリー。
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宿の中には兼レストラン。
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到着後、少し中にはでチャイを頼んで見るとお菓子がたっぷりついてきた。
値段が少し高いと思っていたけど40円!ホテルなのにこの値段には驚いた。

そこでオランダ人のエルイスと女性と出会い少し話をした後、同じく宿に泊まっていたベルギー人のアンドルイと一緒に両替がてら街を歩くことにした。宿には多くの旅行者が宿泊している。中国人のグループもいた。

宿近くの通り。

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街を歩き始め両替屋の場所を確認していると噂通り何人ものイラン人がどこに行きたいの?と声をかけてくれた。その中の若いイラン人二人がそこまで一緒に行ってくれるというので連れてってもらう。
連れてってもらったところには両替屋が二軒とその前に闇両替の人がいた。
レートは両替屋が1ドル28000リヤル、闇両替が30000リヤルだったので闇両替で50ドルを両替。
1,500,000リヤルを受け取り一瞬にしてミリオネアとなってしまった。

途中で見つけた映画館。

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そのまま道をあるいているとそのイラン人の二人の友人が公園でギターの弾き語りをしていた。
思ったよりもイランは自由だなと思った。女性も全身真っ黒と思っていたがカラフルなスカーフを巻いている人が多いし、働く女性も沢山。

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案内してくれたイラン人。

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6時過ぎ、既に暗くなり始めていたのでかえる前にチャイを飲むことにした。
一軒のチャイ屋に入りシーシャとチャイを注文。

一時間程イラン人と話をしているとなにやらジャポンジャポン、ジョウモンジョウモンアチョーと言ってくる。
縄文?なんのことかと思った。黒澤映画の事を言っているのだろうか。

アチョー!アタタタタとケンシロウの真似をすると全員大爆笑!
複数回のアンコールまで頂き、アチョーアチョー言っているとみんな携帯を取り出しムービーを撮り始めた。
オランダ人とベルギー人もちゃっかり便乗してムービーを撮っている。
いつの日か辛い事があったらこれを見て少しでも楽になってくれと願うばかりだ。笑

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チャイ代を払い店を出ようとするとイラン人がお金はいいといってくる。
数回わしらが払うと言うもののお金は受け取ってくれなかった。後で聞いた話ではイランではタロム?と言う習慣があり、三回相手にお願いするのが普通らしい。例えばもしこちらが相手の分も払おうとする場合、"俺が払うよ"、"いやここは僕が"、"いいよ払うよ~!"、"いやいや僕が"、"払うって~"、"じゃお言葉に甘えて!"と言った具合。
なんか日本の習慣みたい。

イラン人の二人にお礼を言ってホテルに戻る前に夕食を食べに行くことにした。
ロンプラにも乗っている少し豪華なところに行くことになった。タクシーに乗り数分、
Haft khanと言うとレストランに到着。三階建てで各フロアーに違うレストランが入っている。
最上階のレストランで食べることになった。ホテルのレストランに比べると料金は二から三倍。
それでも前菜、パスタ、ノンアルコールビールで800円程。豪華なレストランも格安でエンジョイできる。
注文はシーザーサラダとカルボナーラスパゲティ。あっ、WIFIが飛んでた。

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食後コーヒーを飲んでから宿までタクシーで戻った。タクシーも約一ドルと格安だった。
ホテルに戻りこれからヤズドにむかうベルギー人を見送った後、エルイスと一緒に近くのナイトバザールに行ってみた。ナイトバザールといっても道端に中国製の日用品などが売られているだけのバザールだったが、それはそれで面白かった。

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近くの商店でまたノンアルコールのビールを買い、宿に戻る
。エルイスはとても良く喋り、パワフルな女性で彼氏は何処かの秘密組織で働いているらしい。
夜遅くまで話し、結局ベッドに行ったのは二時すぎだった。

宿のガードマンのおっちゃん。
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宿近くの路地。
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10/9、

"スリーピーヘッズ!!"

エルイスの声で起きた。8時だった。睡眠時間は短かったが深い眠りにつけた。
シャワーを浴び朝食を食べに行くと、テヘランから旅行に来ているというイラン人のグループがいた。
すべて女性だったが、みんな楽しそうにしてたので写真を撮らせてもらった。
イェーイ!と言うとみんなイェーイ!!と言ってくれた。おばちゃんパワー。とても感じが良かった。

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エルイスとオーストラリア人とタクシーをシェアしてペルせポリスへ行く事にした。
タクシーはペルせポリス往復で25$、ホテルのレセプションに頼んだ。

ちょっとするとタクシードライバーが宿に迎えに来た。
オーストラリア人が帰りにイラン航空に立ち寄って欲しいとホテルのスタッフを通して伝えるとドライバー追加料金を求めて来た。それを聞いたオーストラリア人は、、、

"ファック!俺らは半日貸切の料金を払ったんだからなんでダメなんだ!"、と少し気分を害していた。

同様にオーストラリア人にどやされたドライバーもわしらを置いてタクシーの方へスタスタと歩いて行ってしまう。なんだかやな雰囲気だな朝から~と思っているとホテルのスタッフも私は悪くないですよね?と言って困り果てていた。(観光後、ホテルに戻るとホテルのスタッフがドライバーのサービスが悪かった事に対して一人4$の返金させて頂きますと言って来た。驚いた。)

ペルせポリスまでは45分で到着。機嫌悪くしたドライバーの運転はまるでカーチェイスのように荒かった。
チケットオフィスで約20円の入場料を払い高校の時からその名前に惹かれていたペルせポリス見学。

ペルセポリス(Persepolis)はアケメネス朝ペルシア帝国の都。ダレイオス1世(ダーラヤーウ1世)が建設した宮殿群であった。遺跡はイランのファールス地方(当時の地名はパールサ地方)にあり、ペルセポリスの名はギリシャ語の記録に由来する。ペルシア語でなんと呼ばれていたのかは未だ不明で、現代ペルシャ語ではタフテ・ジャムシード、「ジャムシードの玉座」と呼ばれている。紀元前331年、アレクサンドロス大王の攻撃によって破壊され、廃墟となった。(wikipedia 参照)

ペルせポリス内は殆ど影が無いためこの時期でもかなり暑かった。
遺跡自体はそれ程大きく無く、ざっと見てしまえば一時間で十分な広さだった。遺跡内を順序に沿って歩く。
コラムやレリーフなどはとても保存状態が良く、本当に2500年も前のものなのかと疑ってしまった。
エジプトの遺跡と比べると似ているようで少し違う。レリーフや規模についてはエジプトの方が圧倒的にすごかったけど、ここはここで人も少なくなんだか落ち着いた雰囲気があり好きだった。

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途中何度も休憩をしながらゆっくりと二時間少々観光をしてドライバーの所へ戻ろうとすると、
ドライバーが時間だ時間だ!といってわしらを探しに来ていた。
怒っているのかただ不破愛想なだけなのかがイマイチわからなかったが、取り敢えず写真に夢中であろうエルイスを探しに行く事にした。ハイライトのレリーフのある場所に行ってみると彼女がいたので時間だよと告げタクシーへ戻った。その後車で10分程にあるミニペトラ遺跡のような所にも行ってくれた。NAQSH-E ROSTAMという遺跡らしい。ツアーでもこの二箇所に行くのが一般的らしい。

blog3DSC_5125.jpg


ペルせポリスからシラーズに戻った後、聞きたい事があったので旅行会社に行って見た。
テヘランからアゼルバイジャンのバクーまでの航空券代を聞いてみるとおよそ6400円。それもありかなと思った。アゼルバイジャンからウズベキスタンへのフライトが10/18ともう時間がないので、テヘランから夜行バスで行く代わりに、飛行機で行く事も考えていた。値段的にはなんとかなりそうだった。

その後SIMカードを買おうと思い携帯屋に入る。
カードはたったの300円程で買えるのだが携帯を忘れてしまったのでまたの機会にすることにした。
宿に戻りARAMGAH-E SHAH-E CHERAGHと言うモスクへ行って見た。

途中で見つけた壁にかかれた絵。誰だろう。
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残念ながらモスク内は撮影禁止なので、カメラを預けてから中へ。しばらく外の絨毯で座ったあと、
中に入って見る。ムスリムで無くても中には入れるようだ。

モスクの外観。
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中に入ると一人のイラン人が英語で話しかけて来たので話を聞くと、クェートのパナソニックで数年働いたことがあるそうで何やら親日だと言ってくれた。ただ仕事を辞めた後の人生の波が激しく現在は苦しい生活をしているらしい。幾つに見えるか聞かれたので60?と聞くとまだ43歳だった。イラン人はだいたい老けて見える。

髪は白く顔もかなりの深いシワがあったのでてっきりもうおじいさんなのかと思ってしまった。
彼がモスク内を簡単に案内してもらい、その後彼とエルイスと3人でモスクを少し見て回った。

見学も終わり、モスクを出ようとモスク内のポリスステーションの前を通るとポリスに呼び止められた。
一体何の事か一瞬わからなかったが中に来いと言われた。さっきモスク内で携帯で写真を撮ったのがまずかったのか、と思った。少しギョロ目で威圧感のある私服警官の様な人間が、何やら妙な英語で"オケ~~?オケ?"と一緒に居たおじさんを指差した。何がオッケーなのかさっぱりわからないと言っていると、手首をすりあわせ逮捕するとジェスチャー。ちょっとドキッとした。まさかわしが逮捕?少し混乱しているとエルイスが中に入って来てくれた。少し安心。エルイスがわしの携帯を彼女の隠しポケットに預かってくれた。女性であれば警官も触る事さえできないので、携帯を調べられる事もないだろうと言う事だった。

どういう訳かよくわからなかったが、警察が言うには一緒に居たおじさんがマリファナかなんかの売人で、一緒にいると危ないから中に来いと言ったらしい。そして逮捕のジェスチャーはわしではなく、おじさんに向かって言っていたらしい。警官がそのおじさんを追っ払い、少しした後、ようやく開放。

いやいやしかし、警察というのは本当におっかないもんだ。
モスクの外に出るとおじさんがわしらを待っていた。なんだか少し悲しい顔をしていた。
警察から話してはだめだと言われたので、おじさんには悪かったけど無視して目の前を通り過ぎた。
たばこを一本くれないか?と言われたが、それも聞かぬふりして歩き続けた。
本当にそのおじさんが売人だとは思えなかったので申し訳なかった。変なハプニングだった。

その後、近くのバザールへ行ってみた。ここもそんなに大したものは見つける事ができなかった。

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バザール周辺。

肉屋。
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スパイス屋。
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野菜屋。
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バザールを出て大通りを歩いていると、エルイスがさっきからずっと私たちを付けてくるやつが居るけど気付いた?と聞いて来た。まったく気付かなかったが見てみると白いTシャツを下高校生くらいのイラン人がこっちを見ながら歩いていた。最初はあまり気にならなかったが、30分程歩いた後もまだすぐ後ろを歩いていたので、一旦ベンチに腰掛け様子を見てみる事にした。わしらを抜かして歩いて行ったものの、20m程先で待ち伏せをしていた。

一体何が目的なのかわからなかったがそのまま歩く。するとまた後ろを付けて来た。
そして、わしの肩をトントンとして来たので、何?と聞くと、へへと笑いながらジャポン?と聞いて来た。
さっぱり良くわからんやつだな、と思いまた歩き続ける。。。

そしてまたベンチに座ってみると、またこちらに来ては何やら物欲しそうな顔でこちらを見ている。。。
するとその瞬間、その青年はエルイスの太ももを触って道路の反対側に渡って行ってしまった。お。。。

ただの痴漢野郎ではないか。。。。

エルイスもまただ。。とあきれた様子でイランではよくある事よと言っていた。
どうやらエルイスの髪型やたばこを吸う姿、サンダルで歩いている事など、イラン人男性から見ると軽い女と思われるらしい。。。なら外でたばこを吸わずに、まじめなイラン人女性の様に振る舞えばと思ったが、それも窮屈らしい。。痴漢野郎はどこかに行ってしまったのかと思い、宿の方に歩き始めた。するとまだいた。。。

またまた後ろを歩き始め、、何やら今度はおしりを触る隙を狙っているように見えた。
というのも近づいて来てお尻に手を伸ばそうとした瞬間その間にバイクが走って来たので失敗してた。

歩き続け、宿近くに到着した頃、どんどん距離が近くなって来たのでさすがに追っ払おうと思い、その青年の肩を突き放した。なんだか表情がものすごい興奮しており、、、完全に欲情している様に見えた。。。

そしてその男が最後に試みようとしたのは、、胸。w
胸を触ろうと機敏な動きで近づいて来たので今度は腕を掴んで突き放す。すると諦めたのか少し離れて行った。
そしてこちらを振り返り舌を動かし股間を触っていた。。。。何とも、、、気持ち悪い出来事だった。

そのやり取りを見ていた人が車から出て来て大丈夫か??と聞いてくれた。
そしてその痴漢野郎を捕まえようとしてくれたが、猛ダッシュで逃げて行った。

変な出来事が立て続けに起こった後、宿に戻った。なんだか疲れた。
結局シラーズ2日目の夜、11pm発のヤズド行きのバスに乗る事にした。もう一泊する予定だったが、ペルセポリスも見れたのでなんだか満足してしまった。加えて、エルイスが宿のマネージャーと仲良くなっていたおかげでヤズドの評判が悪くなってしまっているシルクロードホテルのマネージャーからフリー送迎と一泊無料のオファーをもらってくれたのだ。宿でバスのチケットを予約してもらい、一緒にヤズドへ行く事にした。

続く。
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