--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

軽いトラウマ。一気に雲南へ。 セダ〜ガンツ〜カンディン〜成都〜麗江

2012年12月04日 14:44

                                     12:21,12/2、麗江、中国

気付けば12月。
今年も残す所あと僅か。年末にはバンコクで親しい友人と会えるし、新年にはおとんまでバンコクに来る。
それが楽しみで仕方ない。さて、わしはと言うと焼身自殺を目撃してしまった後、駆け抜けるように雲南省まで下って来た。色達から雲南省までの道のりを一気に。つまらん写真しかない。。しかも
今日カメラがさらに壊れ、撮った写真に陰が写り込んでしまうようになってしまった。。

焼身自殺の後すぐ、ガンツ行きのシェアタクシーが幸いにも直ぐ出発。
これでこの町を離れられる、そう思うとようやく安心できた。

しかしガンツまでの道は終始悪路。おまけに路面が雪で凍結している。
出発して約二時間、道路から雪がなくなった。ただし道路は未舗装で乗り心地は悪いまま。
外を見てみると川が完全に凍っていた。

14:30頃、登りの雪道でなぜか車が停車。
そしてエンジンが掛からなくなった。カメラも車も、壊れる時は本当突然だ。

雪山の中腹でドライバーは何とか車を治そうとしたにもぐったり、押したりしている。
だが何度キーを回しても一行にエンジンはつかない。諦めたのか修復を中断。
どうやら他の車が来るのを待つことにしたらしい。

一体どうなる事やらと思いながら少し待っていると反対側から同じタイプの車が到着。
どうやらドライバーの仲間の車らしい。助かった!と思ったが、別のドライバーが修復の為にする事と言えば
同じような事ばかり。どう考えてもまたエンジンがかかるとは思えなかった。

そして最終手段、車を引っ張りエンジンをかけようとした。
と言っても登り方向に車を引っ張ったためなかなか距離が稼げない。
二回試すもののエンジンはかからず、挙げ句の果てに助けにきた車の冷却水の容器が割れ、
液体がものすごい勢いで蒸発し始めた。

そして術がなくなり、壊れた車を押した。来た方向に対して戻るように車を押し始めた。
下りが殆どだったが平坦なとこや上りもあった。とにかく車を押し続け、Nikeという小さな村に到着。
このまま色達に戻るのかと聞くとガンツにいくという。この時間から峠を超えるのか。。

壊れた車はNikeにおいて行く事になった。
村の商店で今日初の食事、カップラーメンを食べた。
ひとまず何か食べる事ができたし、行き先もガンツと聞いて少し安心した。
もう一度色達には何がなんでも戻りたくなかった。事件があった街に戻れば警備も厳しくなっているだろう。
故障したときも公安車両が一台、そして特警と呼ばれる軍隊車両まで色達方面に走って行ったのを見た。

事件でも故障でも、この先起こることのために起こるもので、決して一概に悪いとは思わないようにしているが、今回ばかりはさすがに悪い出来事が続いていると思ってしまう。
気がづくと頭はぼーっとしており、事件のことを思い出して目線が一点を見つめてしまっていた。

Nikeのまちの小さな商店でカップラーメンを買っていると地元の子供達がお菓子を買いに来ていた。
チベタンの子だった。嬉しそうにお菓子を買っている姿は可愛く、自然と写真の構図を思い浮かべたが、
正直写真を撮るのは怖かった。二台公安の車両が通ったときも恐ろしくて車に身をひそめた。
精神的によろしくない。

18:20、車は再度ガンツ方面に走り出した。冷却水の容器に水を入れていたがすぐに漏れて来た。
それでも車は走り始めた。

途中、水が汲める場所を見つけてはペットボトルに水をいれ、冷却水タンクに補給。
上り坂では直ぐに蒸発してしまうのか、室内にまで熱気が入り込んで来た。
それでもドライバーは笑いながら何かを言い、運転を続ける。車は峠に差し掛かった。
既に日は落ち気温も下がり切っている。路面は半分凍結しており、ドライバーも慎重に運転をしていた。

ただこの移動には不安要素だらけだった。
峠に差しかかってからというもの見える景色は崖、道路の幅は車二台がなんとかすれ違えるくらい。
車は故障しかけの中国車、1250ccなのに八人乗り。ノーマルタイヤ。落ちたら奈落の底。ガードレールは少し。
人生で1番スリリングな峠越えだったかもしれない。

20:25頃になるとだいぶ高度が下がってきたのか、雪はなくなり道もアスファルトになった。
どうやら死ななくて済んだ。と思ったら今度はドライバーがビールを飲み始めてしまった。
最後までスリリングを提供する気らしい。旅をしていると何度かもしかしたら死ぬかも、
と思うことが何度もあった。今回もまたその危険を感じてしまった。雪道の峠など行くものでは無いと痛感。

最初は感じのいいドライバーだなと思っていたが酒を飲みながら運転し、飲み終わった瓶を外にほおりなげ、携帯でぺちゃくちゃと喋り続け、ボンボンと音楽を爆音で流す何とも最悪なドライバーだった。乗客には一人女性のチベタン僧がいるにもかかわらず、敬意などは一切見られなかった。

そして22時前、やっとガンツに到着。出発かから10時間以上も経ってしまった。
到着する頃ドライバーは完全に酔っていた。街に着くと笑いながらクラクションを鳴らし放題。
とんだ迷惑野郎だった。

危険な峠の移動を無事生還、とにかく一人になりたかったのですぐに宿探し。

シムズコージーで買ったマップに乗っていたヒマラヤ賓館というホテルに行こうと思ったが場所が全然わからない。さっきのドライバーに聞いて見ると、わしの言い方を真似しながらついて来いと言うので行って見るとタクシーに乗れと言った。まぁ、いいかと思いタクシーに乗る。ものの10 秒でついてしまった。
ホテルは既に閉まっているようで裏門のようなところに入っていくと、司法、公安と書かれた車を見つけてしまった。やばい。。そーっとその場を離れる。町自体は意外と大きく、中国語の看板も多いので、意外と大丈夫なんじゃないかなと思った。でもやっぱり落ち着かない。少し歩いたところにあった宿に泊まることにした。

本日の宿:名前不明、ヒマラヤホテルの近く。
ダブルベッド、テレビ、ケトル、風呂グッズ、トイレシャワー、電話などなど、まともなホテル。
一泊100元と高かったがこの時間からホテル探しをする気にはならなかった。

blog3DSC_6888.jpg


ガンツの町ももちろんみて回りたい。お寺もあるし、旧市街も写真でみるとなかなか良さげ。
取り敢えずビールをかって飯を食べながら考えようと思った。

近くの食堂で餃子を頼んだ。辛い。
店には中国語が飛び交っていたが、チベタン衣装の人々も出入りしていた。
ふと、やっぱり明日成都まで行こうと思った。そのチベタン衣装をきた人をみているとやっぱり今日の事を思い出してしまう。炎に包まれふらふらと歩くその姿。いつ誰がどこで同じような事をし出すかわからないと思うと気が滅入る。もう二度と目にしたくない。残念ながらチベタン衣装をみると今にも火をつけるんじゃ無いかと思ってしまう。

辛い餃子をささっと平らげ宿に戻った。宿の人に聞くと成都行のバスは六時発だから五時半にチケット売り場へ行ったほうがいいといってチケット売り場とバス発着場まで親切に連れてってくれた。


そして翌日、やはり移動する事にした。
あいにく成都行のバスは売り切れのため康定という町ヘ行くバスチケットを購入。131元。
東チベット圏の一番東側にある町で、康定は外国人への規制も無いと聞いている。

康定に到着するまで数回検問があったがどれもノーチェック。
克木村という村あたりから道は綺麗になったがそれまでは未舗装のところが多い。

バスはダオフというチベットの町も経由。
小さな町でなかなかな良さそうに見えた。近くにも小さな村がある。

中国ではバス移動中の休憩でちゃんとご飯のための休憩があり、小さな
道路沿い上の食堂に立ち寄る。だいたい何処も5−6種類のおかずとご飯とスープを
用意していて、ビュッフェ形式。20元の所が殆どで、何度か食べたが味はうまい。

blog3DSC_6894.jpg


その後八美という町を経由。少し走りまた検問があった。
警官が車内に乗り込んできたが乗客の顔をみるだけで、IDチェックはない。

14:50、康定のチェックポイントも人おらずスルー。
そして17時前康定に到着。
ターミナルではカム地方に来て初めて欧米人を発見。
どこにいくか聞いてみるとリータンに向かうそうだった。
そして宿は少し遠そうだったのでタクシーを使った。6元。

本日の宿:YONGZHU HOTEL
ドミ一泊35元、free wifiあり、お湯あり、
部屋は暗くトイレシャワーは
共同。残念ながら電気毛布がないので寒い。宿の人は親切、英語は少し通じる。
康定賓館の直ぐ近く。

blog3DSC_6893.jpg


天気がいいので到着後少し待ちを歩いた。町の中心部に河が流れており、どことなく温泉街のような
雰囲気。ここでも多くのチベタンがいた。町は想像よりも大きく、標高が2500mあるせいか少し寒い。
それにしても公安が多すぎる。何かを警戒しているようにしか見えない。

blog3DSC_6889.jpg


宿近くの飯店で牛肉の角煮のようなものを食べ、宿へ戻った。明日はまた成都に戻る。


11/28、翌朝、バスターミナルへ向かった。
康定から成都へのバスは頻発している。わしかのバスは11am。
通常中国の長距離移動は朝が早いので、かなりゆっくり出発した気になった。
なんだかんだで到着は20時前。少しくらい早く着くかなと思ったが、8時間はかかった。

到着後、以前泊まっていたミックスホステルではなく、日本人に有名なシムズコージーという宿に向かった。

本日の宿:シムズコージー
一泊ドミで45元。wifiは部屋でもつながる。ドミ内にトイレシャワーあり。
レストランバーもあるし、旅行デスクやDVDや本の貸出、交換もある。
便利な四川省のマップが15元で売ってる。

blog3DSC_6895.jpg


成都には二泊。既にもう10泊ほ以前したので特に見るものはないけど、何故か最後にもう一度きたくなった。焼身自殺を見てしまった後だったし、誰かと話したいというのもあった。一緒にチベットに
行こうとしていたゆーすけさんという二歳上の旅人とゼンゼンちゃんという彼女が成都に居たので彼たちにもう一度会っておきたいというのも成都に戻ってきた理由の一つだった。

翌日、昼過ぎに彼らと約束をして味千ラーメンで昼飲み。
餃子からあげ、ラーメン、枝豆、麒麟ビール(12元!)、牛肉の炒め物、ししゃもなどなど、昼から食いまくった。一人70元程、これがうまいうまい。居酒屋気分でリフレッシュできたw
食べた後、一度別れまた八時に家(jia)と言うバーに行く事になった。成都の川沿いあるBARはどこもビールがアホみたいに高い。以前言ったところは最安で25元。だけどここは10元。それに地元のミュージシャンらが集まってきて、それぞれが適当にBARのセットを使ってジャムをいつもやっていると聞いて、興味が湧いた。

宿に戻り二時間ほど昼寝をし、待ち合わせの天府広場へ向かった。
そこからミナミに歩き、川を渡って右に曲がって5分ほど歩いたところの左側にそのBARがあった。ラスタの看板が目印。ゼンゼンが教えてくれたが、橋を曲がったところにある高級ホテルは有名な連れ込み宿らしい。確かに周辺の道路にはピンクチラシがいくつか落ちて居た。

Jah Bar
 (家吧)
36 Laonanmen Daqiao, Hongmen Jie No. 118 (opposite "big boat"), Chengdu

成都老南门大桥黉门街36号附118号

Phone: 13689051773

BARはまだ空いている。
何かを燃やしているのか、嫌な匂いがしていた。外の席でビールを飲み始め、時間が立つに連れ、賑やかになってきた。外にもジャムをしている音が聞こえてきた。スムーズなベースライン、久しぶりに生音を聞くと自然と楽しくなる。しばらく外で飲みその後中に入り一時過ぎまでビールと音楽を楽しみながら話をした。いい夜だった。笑ったし、音楽もよかったし、腹も一杯。成都最期の夜としては十分だった。

翌朝、宿近くのラーメン屋でラーメンを食べた後、2人を見送った。いや~、幸せな2人を見ているのはとても楽しかった。是非是非また会いたいし、幸せになって欲しいものだ。

洗濯物を取り込んで、チェックアウト。これからリージャン、麗江という雲南省の町まで移動。
バスは新南門バスターミナルから出ており、340元と高い。午後12:00発。
バスターミナルに到着してバスを見つけると、中が普通の席では無い事に驚いた。
何とバスなのに寝台仕様にらなっている。
これはすごい!今まだ数え切れないほどの長距離バスに乗ってきたが、こんなバスは初めて。

blog3DSC_6897.jpg


バスに乗り込み寝転がる。そしてなんとバスはわし1人を乗せ出発した。成都から麗江にバスで行く人はあまりいないのだろうか。24時間のバスの旅へ出発した。

続く。
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://youmetraveling.blog28.fc2.com/tb.php/284-97e2133a
    この記事へのトラックバック


    Update


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。