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旅最終の地となるのか。 シドニー

2013年07月02日 01:41

                                2:25, 7/1、シドニー、オーストラリア

シドニーに来てはや1週間。
特に何をする訳でもないのだが、数日前から住み始めたシェアアパートが快適で
ようやく落ち着いた感じがして来た。スーパーでも意外と安く物が買えるので
しばらくは飢え死にする心配もなさそう。とりあえずシドニーにはあと2週間程いると思う。


6/24、無事にシドニー国際空港に到着。
約7時間のフライト、思っていたよりもしっかり眠れた。
飛行機がクアラルンプール空港を離陸し、0時を過ぎても機内の電気がなかなか消えなかった
のが気になっていた。隣には日本人女性が座っていた。何やら忙しそうにメモを取っていたので
話しかけるのもどうか、と躊躇してしまいタイミングを失ったので本を読み始める。

すると、そちらのほうから日本人ですか?と聞いて来た。
その日本人女性は日本を二ヶ月前に出発し、アジアを周り、シドニー経由で南米に行くと言う。
話し方が関西のほうだったので、

"大阪ですか?"と聞い見ると、

"三重です"、と言う。

まるで漫画の様に、"へ~三重なんですね、、、ふんふん。。えっ?三重?!"と驚く。

"三重の何処ですか?わしは四日市です!"と興奮気味にと言うと、

"えっ、ワタシモ。。"と言ったのだった。

いやー、こんな飛行機の中で地元が同じ女性と出会うなんて、こんな嬉しい事はないなと思ってしまった。
更に四日市のどこかを聞いてみると、桜というわしの家から車で7、8分の所だった。
親友が住んでいるので余計に親近感が生まれる。

しばらく三重話に花を咲かせた後、ビールを一缶飲んで寝た。
ビールのおかげか良く眠れた。

そしてシドニー空港に到着。
飛行機をでると少しひんやりとした空気だったが、思ったよりも寒く無い。
イミグレーションは今まで行った国でナンバー10に入る程あっさり。
ワーホリの事など一切聞かれなかった。本当に大丈夫なのか?

オーストラリアは税関や検疫が厳しいと聞いていたのでバックパックを開けられるんだろうな
と思っていた。税関に飛行機で記入した紙を渡す、すると6の番号を伝えられ、6のゲートに向かった。
すると、一列に並ばらされ、その列の人々は犬に匂いを嗅がれまくるのだった。

それが終わる空港の外へ。意外とあっさりオーストラリアに入国出来た。
一緒だった日本人と空港でコーヒーを飲む。シドニー空港はWIFI FREEだった。
彼女はこの後列車でホステルまで行くという。わしはホステルのシャトルが安かったので、ホステルに
電話をした。シドニーで一度くらいまた会いたいなと思っていたが、どうやら一泊だけしてブエノスアイレスに
飛ぶと言う。ま、また地元で会うかもしれない。

車で20分程で予約していたホステルに到着。

本日の宿:ELEPHANT BACKPACKERS
1泊18$、8ベッドドミ。
WIFI無し、ただ同じ部屋の人が何故かホステル職員用のwifiパスワードを知っていたので教えてもらった。
共同キッチンがあり、巨大な冷蔵庫、や湯沸かし機など調理に必要な物は結構揃っていた。
シャワーも激アツ。が、わしの部屋は長期滞在者が多い様で、、荷物が散乱していた。

blog5DSC_0572.jpg


部屋にはロッカーもあった。

blog5DSC_0575.jpg

シドニー中心部の夜景がドミのベッドから見えるのはちょっとだけ贅沢な気分になる。

blog5DSC_0577.jpg


8ベッドドミはわしが来て満室になった。
一瞬汚ね、、、と思ったが、ヨーロッパでも同じような雰囲気の宿があったので
懐かしくもなった。ヨーロッパを抜け、トルコからここまで10ヶ月程。久しぶりの白人の国。
もうアジアのあののんびりとした雰囲気は終わったなとここで自覚した。
そう思うとアジアは全てが楽だった気がしてくる。

とりあえず何をしたら良いのかわからなかったが、とりあえず空いている場所に荷物を置き、
二段ベッドの上の方に横になった。おとといも昨日もまともに寝ていないので
少しだけ居眠りをする事にした。

30分程眠った。同室の人間が何やら話をし始めた。
意外にすっきりしていたのでよし、風呂に入ろうと思った。
シャンプーと石けんを鞄から取り出し、シャワールームへ向かう。
昨日までとやっている事は変わらないのに、この雰囲気と空気の違いがすべてを
変えているような気がする。緊張しているのだろうか。

シャワーの左側の蛇口をひねると一瞬にして火傷しそうな熱湯が出だした。
こんなに最初から熱湯が勢い良く出てくるシャワーはいつぶりだろうか。慌てて右側の
蛇口をひねり温度を調節した。程良くなった湯を浴びながら、これから数日何をするべきなのか、
そしてそれをどうやってするかを考えようと考えた。旅を2年もし新しい事には慣れていると思ったが
10ヶ月のアジアの後のオーストラリアはそういう訳には行かなかった。寒さと先進国独特の
雰囲気が一瞬にしてわしを緊張させ、脳みそのどこかのスイッチを押してしまった。明らかに
アジアにいたときの精神状態では無くなっているのがはっきりとわかった。

シャワーを浴び部屋に戻る同室の人間が何人か居た。
アメリカ人のニックは少し日本語を話せた。そういう人が居てよかった、と少しほっとしてしまう。
オランダ人のリックも日本の事は好きだよと言ってくれ、とりあえずこの二人に何かを聞こうと思った。
他にもイギリス人が2人、国籍不明の女性が一人いた。部屋には一人もアジア人はいない。

シャワーを浴び、着替えをし、知らぬ間に外に出る準備をしてしまった。
一体何処に行けば良いかわからないまま、わしは何故外へ行く準備をしたのだろうか。
完全に慌てていた。何をすれば良いかわからない事に慌てた。今までのアジアでは何をすれば
良いかわからない時に慌てた事などない。何かあれば誰かに聞けば良い、何とでもなると思っていたのに
ここではそういうわけにはいかない気がした。

せっかく準備をしたので、外に出た。
空港でもらった地図を見ながらとりあえず、シドニーで有名なオペラハウスまで歩く事にした。
街中を歩く。ホステルは中心部に位置している様で、歩いて直ぐ高層ビルがあるエリアに到着。
久しぶりの先進国の都会。バンコクやクアラルンプールとは雰囲気が全く違う。
どちらかというとロンドンやニューヨークの雰囲気と同じだった。

旅中見る白人旅行者はショートパンツにノースリーブの様なラフな格好をしているのに、
ここではみんな洒落た服を着ており、ヒールをかつかつ言わせながら歩いている。このヒールの音を
聞く度に、説明の出来ないような同じ気分になる。アジアで完全に無防備でストレスの無い
心になっていたのだなと思った。そしてこの違いがストレスなのだとも思った。
日本やこういった先進国では、知らないうちに少しずつストレスを感じているのだと気付く。
そのストレスの対価として他の国よりも多くの賃金を得られるのだとも考えた。

オペラハウスまでゆっくりと歩く。
何だかあれこれ思ってしまったが、1週間も経てば全く何も思わなくなるだろう。

オペラハウスで数枚写真を取った。
思っていたよりも白く無く、小さい。わしの出身の四日市は確かシドニーと姉妹都市だった。
なので四日市にはオーストラリア館というオペラハウスに似ている建物がある。シドニーと四日市。
少しでもつながりのある町に来ていると言うのは嬉しい物である。

blog5DSC_0563.jpg


物価は想像通り高い。コーヒーは約3ドル前後、コーラは3ドル、スーパーでコーラが1ドルセールを
していたが、通常はスーパーでも2ドル以上する。食パンロールは3~4ドル、
水は1ドル未満でもある。ほうれん草の小さなパックが3ドル。空港で買った一番安い携帯は20ドル分の
通話が着いて49ドル。

まぁいいや、仕事があれば何とでもなると思うことにし、
近くにあったマクドナルドでコーヒーを飲んだ。
どういう訳かFREEWi-Fiが使えず、店を出た。外で使えるWi-Fiがあったので
それで少しネットをした。雨が降って来た。人々の足取りが早くなった。
全ての物事が鋭く見えてしまう。久々に味わう異様な感覚に飲まれてしまっていた。

地図を見ながら歩くと、街全体の距離感がようやく掴めて来た。
5ドルで日本の弁当が売っている場所も発見したので、地図に書き込んでおいた。
折りたたみ傘を持っていることに今更気付き、傘をさした。身が隠れたせいか少しほっとしてしまう。
スーパーでパンと卵、ほうれん草を買った。これだけあれば3日分のランチにはなる。

友人2人と会う予定だったのだが、一人はファミリーディナーがあるのを知らされておらず、
遅れると言う。もう一人には連絡がつかないので、ひとまずホステルに戻った。

ホステルの巨大冷蔵庫に買ったものを入れる。
冷蔵庫にある張り紙には、
"保存しているもの全てに名前とチェックアウト日を書いたタグを付ける事。それ以外は直ぐに処分!"
と書いてあるので、レセプションで札を貰い、記入して入れておいた。

久しぶりの雰囲気に疲れきってしまった。
約束の19時までまだ時間がある。一体何処に行けば良いのかもわからないので、
一度寝ようと思い寝転がった。直ぐに寝込んでしまった。
しばらくしてわしの新しい携帯がなった。多分その友人からだと思い起きて電話に出た。

電話はシェルビーからだった。
シェルビーはその友人の一人で一緒にキリマンジャロにも登った明るく若いオーストラリア人女性。

"ヘーーーーイユースケ!!How are you???

と、物凄いテンションの高さに起きたてのわしはついて行けず。
ぼーっとしながら、fine, yourself?と言うのが精一杯。

どうやら今日は都合が悪いため、会うのを明後日にしようと言う事になってしまった。
不安な気分を払拭するためにも会っておきたかったが、わしもまだ眠いのでそうしようと
言って電話を切った。このまま起きて何か食べようかとも思ったが、眠気の方が強かった。
今日は朝からコーヒーを飲んだだけで、何も食べていないな、と気になったがそのまま16時間、
起きる事無く寝てしまった。

そんな不安な気分で始まったシドニー生活。

続く
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